本当にあった親不知抜歯の怖い話①
※このお話は、全て私が経験した実話であり、私と同じ過ちが繰り返されないように警告する為の記録である。
2022年2月の初め頃、私は不定期に痛くなる親不知の僅かな痛みに耐えながら、その日の仕事をこなしていた。
よくある事、多少気になるな。。。程度ではあった為、歯医者に行く必要は無いといつもなら思うところだが、今年中にやる事リストの一つに親不知の抜歯を組み込んでいた事を思い出した私は、長年の重い腰を上げて抜歯をする決断をした。
『丁度、家の近くに以前治療してもらった歯医者さんがあったな。』
財布から診察券を取り出し、早速電話をした。。。が生憎、3週間先まで私の希望する曜日は予約でいっぱいだ。。。
『流石にそこまで待ちたくないな、直ぐに抜歯してもらえる歯医者はないものか?』
そう考えると携帯で(親不知抜歯 周辺)と検索を始め、梅田駅周辺のある歯医者に電話を掛けると、その週の日曜日であれば予約可能と言われ即決で予約をした。
そして私にとって運命の日となる2022年2月20日
担当医に簡単な説明を受け、2本同時に抜歯出来る事を知った私は左側の上下を抜く選択をした。
私の場合、親不知は4本共埋没はしてなく顔を出しているが、左下部分だけは真ん中に向けて多少斜めに生えていたのもあるし、痛みを感じている箇所でもあった為だ。
抜歯の時間は、斜めに生えている箇所は少し時間が掛かったが、上下で40分程度で終わったし、精算時に受付の方が前屈みになった事で黒い下着が見えたラッキー!とか考えられるくらいの余裕はありました。
そして、その日は初めての抜歯後に違和感を感じながら貰った抗生物質を飲み就寝しました。
【2022年2月21日】
この日は仕事の為、渡された抗生物質を飲んで出勤。
抜歯の影響なのか顎が少し痛い上、口が開きにくく、昼食はカロリーメイトとウィダーインゼリーなど簡単な食事で済ました。
夜になっても全く痛みは引かず、寧ろ顎の痛みは増していて、指が縦に2本分入るか入らないかくらいしか開かなくなってしまった。。。
【2022年2月22日】
朝から顎の状況は変わらず、更に39度の発熱。
会社は休み、抗生物質は抜歯当日を含め2回分しか貰えなかったので、常備薬の風邪薬を飲んで様子を見た。
※この時は翌日には顎の痛みも引くだろうと楽観的に考えていた。
しかし、夜になっても痛みや熱は一向に改善しなかったが我慢して就寝した。
【2022年2月23日】
祝日の為、仕事は休み。
身体の異常な状況は変わらない。
熱は39度以上有り、顎の痛みの影響で指1本分しか口が開かなくなり、抜歯した左顎下辺りがテニスボールが入ってるみたいにどんどん腫れてきている。
その影響も有り、ゼリー状の食事さえも咽を通らなくなって来ている。。。
妻が明らかに異常な状況を見兼ねて、抜歯した歯医者に電話で状況を説明したら、来て下さいと言われ行ったが、肝心の処置は綿棒に付いた消毒液を抜歯した箇所にちょんちょんとされたのみ。。。これで様子を見て下さいとの事。。。
素人でも分かる適当な処置では案の定状況は変わらず、夜になって再度妻が歯医者に電話をして『抜歯時に雑菌が入り化膿しているのでは?』と尋ねても『処置はしっかりしました。発熱もしているならコロナでは?そうならうち(歯医者)が困るのですが』と言われる始末。
この歯医者では埒が明かないと妻は察し、翌日に受け入れてくれる病院に行こうとなり、痛みと苦しみに耐えながら就寝しました。
↓②へと続く
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